30年振りに、パリから来日されました。

2013.7.8

僕がパリでお世話になる方が、何と30年振りに、調律師の国家資格の試験を受験するために、7年5日、夕方に関空に到着され、僕は迎えにいきました。何せ30年振りですから、ご自身の記憶の日本と、現在の日本は余りに変わっていて、初めてこの国に来た様なそんな感覚とも言えます。パリでのお仕事が、超過密な中、何とか来日されましたので、2泊3日と、最短距離の滞在期間で、僕の自宅に泊まっていただきました。来て早々に僕の行きつけの居酒屋さんにお連れして、美味しい新鮮な魚や日本料理に舌つづみを打っていただきました。時差ぼけを治すごとくゆっくり休んでいただき、翌日お昼頃から、京都に少し観光に行きました。僕が何度も飛び降りた清水寺の清水の舞台(笑)、祇園、今日は運も良く本物の舞妓さんに信号待ちで真横で出会う事が出来ました。その後、鞍馬温泉にいき、大自然の中の露天風呂に入り、いろいろな出来事を語り合いました。関空でお会いした時からずっとそうですが、木下さんと日本でお会いできるとはまさかと言う感じで、とても不思議な感覚で、何とも言えない嬉しい気持ちでいっぱいでした。その後、僕の行きつけの居酒屋さんに再び行き、昨日食べれなかった料理を舐める様に色々注文し、食べていただき、感動していただきました。日本とフランスは獲れる魚もかなり違って、マグロなどはフランスでは食べる事が出来ません。あと、フグは日本ならではで絶対に食べる事が出来ません。ド、毒は大丈夫ですか? って心配されていました。この居酒屋さんで一緒にいる事が、またとても不思議で、パリで一緒に呑んでいる様な感じがしてなりませんでした。今日は常連客も沢山来られていて、いろいろ興味を持って話して来られ、ついつい飲み過ぎてしまい、木下さんも受け応えされ、気分も最高潮です。さて、いよいよ明日は、国家資格の学科試験当日、メインイベントです。とにかくゆっくり休んでいただき、試験に備えました。お互いに落ち着いて試験に臨む事が出来ました。何しろ、僕自身も23年振りの学科試験で、つまらないミスは幾つかありましたが、とにかく2人で良い結果を待ち、次の実技試験につなげたいと思います。

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