難易度の高いピアノ運送

2013.11.14

パリでのお世話になる調律師でかつとても力持ちでこの方抜きでは運送は難しいと言う位、今迄に色んなケースの運送をしてきた方なのですが、その方でもこのケースは初めてと言う難易度の高い運送を僕もお手伝いし、ほぼ2人だけで行い、無事に成功させました。かなり狭いトラックがギリギリ入る位の路地をピアノを積んだトラックで僕が運転し、玄関からは入ってすぐ直角に曲がっていて入らないので、窓から入れるしか方法が無く、何とかトラックを窓ギリギリに付け、トラックの荷台から直接部屋の中へ入れました。ヤマハでC5位の大きさで、これを周りを傷つける事無く2人で搬入するのは僕は無理なんじゃないかと思いましたが、相方の冷静な判断と経験で2時間以上かかりましたが、無事に成功しました。日本では運送屋でない者がこの手の運送はまずありえないし、不可能です。この日はもう一件運送して1日終わりました。この家に住む方がずーっと見守っていて、この場所にこんな風にトラックを着けたのは見た事ないと驚かれていました。終わったとたん疲れがどっときて抜け殻のようでした。本当にお疲れ様でした。

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