パリで親しくなった若きピアニストのピアノを調律

2013.11.16

昨年に一緒にドイツへドライブしたりして少し親しくなった若き洗練されたピアニストと1年ぶりに再開し、この日はこの方の自宅のピアノをじっくり調律させて頂きました。お使いのピアノは、昭和32年頃の古いヤマハのピアノです。一度ハンマーと弦を交換されているピアノで、今のピアノとは違う音で、一言で言うなら美しく、クラシカルな音。調律はとてもやり易く、ヨーロッパの気候も加味してか音が良く伸びます。この方の演奏も絶品です。ショパン、シューマン、そして今は「セブラック」と言う作曲家の曲をよく勉強されるそうです。かなり泣ける演奏です。大好きです。来年秋には日本に帰られるそうで、それまでにもう一度、ここパリでお会いしたいと思っています。

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