日本人留学生宅などへ調律に

2013.11.24

僕が日本に帰る前日の夕方まで、僕としても1人でも多くの方々との出会いを求めて、ピアノをレンタルされている方々のお宅に調律、修理に忙しくしていました。住所と電話番号を頼りに自らのレンタカーを運転して、ナビがあれば何処へでも行けるようになりました。日本でしたら1日に3件くらいは頑張れば行く事が出来ますが、パリではかなり難しいと言うか至難の業です。なぜなら、慢性的な渋滞、日本でも渋滞はもちろんありますが、パリの渋滞は群を抜いています。これは経験したことのある人にしかわからないかもしれません。そして、やっとの思いで目的地に到着したら今度は駐車場を探さねばなりません。パリでは慢性的な駐車場不足で、なかなか駐車場が見つかりません。なんとか車が入りそうなスペースを見つけると、ぎりぎりでもぐりこみます。場合によっては前後の車のバンパーにそっと触れて押して自分の入るスペースを作り、前後の隙間は数センチしかないという事は日常茶飯事です。そしてやっとの思いでお客様のお宅に到着して調律をして、次のお宅へ、2件終わって帰ってくるともう夕方になっていることが多いですね。次からは裏道を探さねば!

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