ハイブリッドピアノのトラブル

2014.12.10

今や、多くのピアノに取り付けられています、サイレント装置や自動演奏。かれこれ20年の歴史があり、これらは電化製品のため、壊れて部品交換が必要になることが最近かなり多く見受けられます。有難い事にヤマハの製品の部品は、20年前の製品でも殆どのケースでパーツが供給されていて、修理が可能です。大抵の電化製品の部品の供給期間は8年から9年位ですから有難いのですが、それ故に部品代が少し割高です。今日もサイレントアンサンブルピアノの2000年頃製造のピアノで、サイレントの電子音が、6つ鳴らないとのことで、部品交換を実施して治しました。今のサイレントアンサンブルピアノはディスクラビアと呼ばれ、USBポートを持ち、ハードディスクも大容量ですが、殆ど売れておらず販売が低迷していまして、殆どが、フロッピーディスクの方式のものです。フロッピーディスクはもうヤマハでも購入することが出来なくなっていて、インターネット上で僅かに残る程度で、そろそろ地球上から消えてしまいそうです。今回の修理の費用はと言うと普通なら部品代と若干の工賃、出張費で、1万5千円迄で出来ます。

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