ありゃりゃ!ピアノにワインをこほしてしまい修理

2018.1.30

とあるレストランにあるグラントピアノの高音部の響板の上にワインをこぼされてしまいました。このまま放置してしまうと見た目にも良くないばかりか、甘い匂いに誘われてアリなどの虫が寄って来たり、弦が錆びて音質にも悪影響が起こる可能性があるため、次高音、高音部の弦とチューニングピンを交換修理を実施しました。お店の休みが無く、夜中12時から11時間かけて修理させていただきました。徹夜で仕事したのは何年振りか、夕方から休んで行ったものの3時を過ぎた頃から睡魔が襲ってきました。休憩すると寝てしまいそうだったのでブラックコーヒーを飲み、クラッシックを聴きながら乗り越えて何とか時間までに仕上げる事が出来ました。こうなった原因は譜面台の両端に物を置けるスペースがあるのですが、そこに飲み物を置いて、そこは大変滑りやすいためグラスをひっくり返してしまったものです。

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