調律師の夢

私は、7歳頃からピアノを習い始め、中学生の頃からピアノの先生にご紹介いただいた調律師の方を見るにつけ、調律師になりたいと思うようになりました。大学卒業の後、私の家に調律にきてくださっていた調律師の方のご紹介でヤマハピアノテクニカルアカデミー12期生として入学し、調律師への夢の一歩を踏み出しました。アカデミー卒業後、ヤマハピアノサービス株式会社大阪センター入社し、その後嘱託技術者として勤め、経験を重ねてまいりました。近年はヨーロッパのピアノに興味を持ち、フランスで100年ほど前のピアノの修復や調律などの現場を見学しました。それ以降、ピアノ調律の勉強のために年２回渡仏しております。今ではピアノ調律もさることながら、古いピアノの修理も大好きになりました。

プレイエル・ガボー・エラール

皆様はプレイエル・ガボー・エラールといったピアノはお聞きになられた事はございますでしょうか？あのショパンはプレイエルを弾きました。フランスへ行った際にプレイエルに出会う機会があったので、ビデオにおさめてきました。こちらをご覧ください。

ハイブリッドピアノ

日本では平成に入った頃から、自動演奏ピアノや消音（サイレント）ピアノが多く流通し、私は自らの勉強のために1998年にグランドピアノのサイレントアンサンブルピアノを購入（C3-PSXG）し、ハイブリッドピアノのトラブルシューティングやサイレントアンサンブルピアノの使い方、楽しみ方の研究もしています。
今は多くのピアノに自動演奏装置（ピアノプレーヤ）や消音（サイレント）が装置されています。調律師が調律できるのは当然ですが、そういったピアノのメンテナンス、修理などにも幅広く対応できるように心がけております。ピアノのことなら中村におまかせください！