パリ郊外のコンセルバトワールにて

2012.11.17

パリから車ですんなり行くと約40分程の郊外のコンセルバトワールに調律に行って来ました。こちらに来るのは2回目になります。このコンセルバトワールは元々はお城だったところで、それを音楽学校に改造して作られました。だから、学校の内部のあちらこちらにそれらしい絵画や彫刻、雰囲気が残されています。今回すみません、外からの写真を取り忘れてしまいましたが、こちらの写真でもその雰囲気を感じる事が出来ます。ピアノは主に、ヤマハやカワイが入っています。今日は僕は、レッスン室のカワイのピアノを2台と教室にあるヤマハのアップライトピアノを1台の3台を実施する予定でした。でも急遽もう一台、ホールにあるヤマハのグランドピアノも実施する事になり、かなり忙しくなりました。2台のカワイのグランドピアノは、とてもいい音がするのですが、なかなか技術者泣かせのピアノで、思うところで音が止まりにくく、現地の技術者も相当苦労されています。この日は、しかも道中渋滞にはまってしまい、到着が少し遅れたので、昼食も作っていただいたサンドイッチをほうばりながら、頑張りました。学校の雰囲気はとても良く、クラシック音楽がとても良く似合う感じで、調律が終わった後に、練習した、チャイコフスキーの舟歌を弾くと、何だかチャイコフスキーが出て来そうな雰囲気でした。

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